戦争を思う
2014年 08月 22日
この本は、いきクルサイトで紹介されていた本です。
戦禍の満州から命からがら引き揚げる一家5人の逃避行を8歳の少女の目で書いたものです。
私自身、満州から引き揚げてきました。
引き揚げ当時私は2歳だったのでほとんど何も覚えていませんが、終戦から引き揚げまでの月日は大変だったようです。
母にとっても一番辛い時期の話なので、あまり詳しくは話しませんでした。
この本を読んでいると本当に酷い状態だったと胸が詰まります。
戦後21年に帰国しましたが、そのあとの何も無かった生活も苦しかったことは覚えています。
現在は何不自由なく暮らしていますが、残留孤児のことが新聞などに載る時は、私自身がそうなっていたかも知れないと思うと何時も心が痛みます。
今又、世情が何となく危ない状態になってきているのではないかと思われます。
二度と同じようなことが起こらないように祈るばかりです。
今日も元気に〜☀️
by hiroba-ba
| 2014-08-22 11:05
| 暮らしいろいろ